お墓の建立・建墓なら涙そうそう

亡くなった方を供養する方法のひとつに「建墓(けんぼ)」があります。建墓とは読んで字の如く、お墓を建てることを意味します。
お墓は一番身近な供養の方法でありながら、購入・建立する機会は一生に一度あるかないかです。何からすればいいのか、何が必要なのか分からないという方は少なくありません。
涙そうそうでは、お墓の建立・建墓に関するご相談を全国で受け付けております。260社以上の石材店さんと提携しており、ご依頼があったエリアに対応できる業者さんをご紹介いたします。
弊社が窓口となり、安心・安全なお墓の建立をお手伝いいたします。
お墓の建立・建墓の内容
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墓地・墓所の確保
お墓を建てたいエリアや希望の墓地などをお客様からお伺いし、該当する墓地の場所をお借りできるようにします。墓地の情報収集や情報提供など涙そうそうがサポートいたします。
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石材店さんのご紹介
涙そうそうと提携している石材店さんをお客様にご紹介いたします。交渉やお断りの連絡などは、弊社が責任を持って対応いたします。
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墓石の購入・施工
石材店さんが墓石のデザインや施工費用などをご案内いたします。ご納得いくお墓が決まりましたら、墓石を購入していただき、工事に入ります。
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お墓の魂入れ供養
お寺さんとお付き合いがない方のために、現地へお坊さんを手配し、お墓の開眼供養を執り行います。お布施や交通費などを含んで33,000円~です。
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納骨式・納骨供養
納骨供養のためのお坊さん手配も承ります。ボルト付きカロート(納骨室)の開閉や力仕事で人手が必要な場合、納骨支援も対応しております。
お墓の建立・建墓にかかる費用
地域や墓石のデザインによって異なりますが、お墓を建てるのにかかる費用は約100万円~150万円ほどと言われています。一昔前は立派なお墓を建てて供養するのが親孝行という考えがあり、上記の費用の3~4倍ほどかかっていたようです。
お墓に対する価値観が変化した近年では、手入れのしやすさやデザイン性を重視するなど、お墓のコンパクト化が進んでいるため、建墓にかける費用も下がっています。
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墓地代(永代使用料):30万円~100万円
墓地の立地条件や地価などによって価格が変動するため、地域によっては大きな差が発生します。
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墓石の購入・工事:60万円~200万円
石材店によって、墓石代の中に工事費用が含まれている場合と含まれていない場合があります。
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墓地の年間管理費:5,000円~15,000円
年間管理費とは、墓地の管理者さんが敷地内の清掃や設備の修繕などを行うためにかかる費用のことです。都心部や周辺に施設が充実しているような墓地・霊園では、この年間管理費が高くなる傾向にあります。
お墓の建立・建墓の流れ
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墓地の確保
お問い合わせいただいた際に、お墓を建てたいエリアやご予算などをお伺いします。頂いた情報をもとに、涙そうそうがご希望に合う墓地のリサーチや情報収集をサポートいたします。
墓地が見つかりましたら、区画を決めてお借り頂きます。- 墓地見学をご希望の場合、お客様ご自身でお申込みいただくか、涙そうそうにその旨をお伝えください。
- 墓地見学での付添サポートは行っておりません。ご了承ください。
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石材店さんとのお打ち合わせ
墓地がお借りできましたら、そのエリアに対応できる弊社提携の石材店さんをご紹介いたします。お客様がご希望される墓石のタイプやデザインなどをお打ち合わせし、お墓を設計していきます。
- キャンセルや価格交渉など、お客様ご自身で対応しづらいものは、涙そうそうが責任を持って対応いたします。
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完成予想図・見積書の作成
石材店さんがお客様のご要望を取り入れた完成図と見積書を作成いたします。打ち合わせからおおよそ1~2週間ほどで、お送りいたします。(メールまたは郵送)
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契約・手付金のお支払い
お見積りの内容にご了承頂けましたら、成約となり、事前お支払いをして頂きます。弊社では、追加料金などが発生しない事前お支払いの形を取っています。
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彫刻部分のデザイン原稿確認
墓石に彫る彫刻部分のデザインと故人様や建立者様のお名前など、どのように彫るか、また誤字が無いか、旧漢字など原稿の確認をいたします。お客様の「OK」をいただいた後の彫りとなります。
- 原稿通りの内容で彫りの文字に間違いがあった場合の修正は対応できかねますので、ご了承ください。
- 万が一、原稿と異なる間違いがあった場合は修正対応いたします。
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工事
お借りした区画での基礎工事・外柵工事・墓石の建立を行います。天候やお墓の規模、基礎工事の有無にもよりますが、工事はおおよそ2~3カ月ほどで完了となります。
建墓の際は、この期間を目安にしていただき、納骨のタイミングなど検討していただくことをお勧めしております。
工事日程、魂入れの日時が決まりましたら、弊社がお坊さんを手配します。関係者様に魂入れを執り行う日時をお知らせします。
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引き渡し・残金のお支払い
墓石設置工事が無事完了しましたら、弊社に残金のお支払いをお願いいたします。ご入金確認後、お客様への引き渡しになります。このとき、お墓にはさらしなど白い布が巻かれた状態になっております。
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納骨・魂入れ供養
お墓の完成後、お坊さんによるお墓の魂入れ(開眼供養)を執り行います。
故人様の四十九日や一周忌などの節目の法要、ご遺族様の心が落ち着き、納骨をしようと決められた日に合わせ、納骨式も一緒に執り行うことがあります。
開眼供養と納骨供養は別ものですので、あくまでも魂入れが終わったお墓に対して、納骨供養をさせていただくのが一般的です。
お墓の建立・建墓の受付エリア
涙そうそうでは、全国を対象にお墓の建立・建墓を受付けております。全国の石材店さんのうち、提携先は260社を超えており、細やかな地域対応が可能です。
弊社のネットワークを駆使し、ご希望のエリアに対応できる石材店さんをご紹介いたします。お墓の建立・建墓に関するご相談・ご依頼は、ぜひ涙そうそうにお任せください。
涙そうそうが選ばれる理由

- 世間相場よりも安い
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弊社では、お墓の建立・建墓における各作業の原価計算を徹底しているため、世間相場よりも低価格でのご案内が可能です。この取り組みは、お墓の建立・建墓だけでなく、弊社が取り扱う全ての葬祭サービスにも導入されています。
- 全国での施工実績多数
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これまでに多くのお客様からお墓の建立・建墓のご依頼をいただき、全国の様々な墓地で対応してきました。施工後には「大変助かった」「丁寧な対応に満足」といったお言葉をいただいております。
- ワンストップ対応が可能
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石材店さんのほかに、お寺さんなどとも提携しており、お墓の建立・建墓に関連したサービスに幅広く対応しております。弊社が窓口となり、お客様の手を煩わせることなく、ワンストップでのご案内が可能です。
お墓を建てる目的

日本では、亡くなった方をお墓へ埋葬する風習が古くからあり、現在もその文化は根付いています。私たちの生活に浸透しているゆえに「なぜお墓を建てるのか」、その目的を深く考えることはあまりないのではないでしょうか?
お墓を建てる意味・目的を理解することは、建墓を検討していくうえでの判断材料にもなります。とても重要なことですので、しっかりと抑えておきましょう。
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ご遺骨を守り、後世に残していくため
ご遺骨は亡くなった方の生きた証です。お墓に納めることで何十年、何百年とご遺骨を守ることができ、子や孫といった後世に残していくことができます。
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故人様の第二の家にするため
お墓は何らかの理由で動かしたり、片付けたりしない限り、半永久的に残り続けます。故人様は、生前よりも長い時間をお墓の中で過ごすことになるでしょう。お墓はご遺骨を守ると同時に、第二の家としての役割もあるのです。
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ご遺族の心の拠り所となるため
儀式が行われ、ご遺骨が納められたお墓には故人様の魂が宿るとされています。残されたご家族にとってお墓は、故人様の繋がりを感じることができる場所でもあります。
お墓を建てる時期

お墓を建てる時期に決まりや規則はないため、いつ建てても問題ありません。一般的には、四十九日や一周忌を迎えるまでに建墓されています。
ここで注意しておきたいのが、建墓にかかる期間です。多くの場合、お墓ができあがるまでには1カ月~3カ月かかると言われています。この期間は建墓の工事期間であり、墓地選びやお墓のイメージ・デザインに関する打ち合わせなどが済んでいない場合、さらに時間がかかります。
四十九日までにお墓を建てて納骨したいと考える方は多くいらっしゃると思いますが、その時期までに絶対建てなければいけないということはありません。
急ぐあまり費用が膨れ上がったり、工事が不十分だったりと失敗してしまう恐れもあります。お墓選び・建墓は余裕を持って行うことが大切です。
生前墓を建てるケースが増えている
これまでは、残されたご家族様が亡くなった方のためにお墓を建てることが一般的でした。終活が認知され始めた近年では、生前にお墓を建てる「生前墓」を選ぶ方が増えています。
亡くなっていないのにお墓を建てるのは縁起が悪い、と思われるかもしれません。早死にするとも噂される生前墓ですが、この話に根拠はなく、寧ろ縁起のいいことなのです。
生前にお墓を建てることは「寿陵(じゅりょう)」とも呼ばれ、古代中国が起源といわれています。寿陵に含まれる「寿」という漢字は、長命・長寿を表し、生前にお墓を建てることは長生きに繋がると信じられていました。
この風習が日本に伝わった後、聖徳太子や仁徳天皇、昭和天皇が生前建墓を行ったといわれています。
「建碑祝い」という言葉があるように、生前にお墓を建てることは、縁起の良いことなのです。
- ご自身が納得できるお墓を造ることができる
- ご家族との意思疎通が図れ、負担が軽減される
- 祭祀財産として扱われるため、相続税対策になる
お墓は建てなければならないのか?
ここまでお墓の建立・建墓について紹介してきましたが、お墓は必ず建てなければならないものではありません。
私たちのライフスタイルは過去と比べると大きく変化し、宗教観や死生観にも多様性が見られるようになりました。その人が望む形の供養が実現できるのであれば、お墓を建てることに拘る必要はないでしょう。
また少子高齢化が進む日本では、建墓による子や孫への負担を懸念し、お墓を建てないという方もいらっしゃいます。納骨堂・樹木葬・永代供養墓の数も全国的に増えており、一般墓以外への埋葬先を希望する割合も高くなってきています。
お墓の規模やデザイン、立地場所によって左右されますが、建墓には多くの時間と費用がかかります。元気なうちにご家族と話し合い、時間をかけてご検討されていくことをおすすめします。
お墓の建立・建墓に関するご質問
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お客様のご状況やお墓の規模・デザインによって異なりますが、工事期間だけで申し上げますと、1カ月~3カ月ほどかかります。
墓地選びやお墓のイメージに関するお打ち合わせも含める場合、さらに日数がかかります。
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生前にお墓を建てることは「寿陵(じゅりょう)」とも呼ばれ、長命・長寿に繋がると言われています。不幸や罰当たりなことではなく、寧ろおめでたいことなのです。
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墓地の購入とは、土地を購入することではなく、墓地内の区画を使用する権利を買うことです。「永代使用料」や「墓地使用料」と呼ばれ、この料金を支払うことで決められた区画にお墓を建てることができます。
土地の所有者については、墓地の管理者さんになります。
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決まりはないため、いつ建てていただいても大丈夫です。ご遺骨がある場合、四十九日や一周忌を迎えるまでに建てられる方が多いです。
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お墓は通常の資産とは異なり、「祭祀財産」として扱われるため、相続税の課税対象にはなりません。
建墓用の資金として財産を残すのではなく、生前にお墓を建てていただくことで、その分の遺産総額が下がり、相続税対策に繋がります。